ストレスの原因である妊娠中の悩みはどこに相談できますか?

お腹に手を添える妊婦

妊娠はとても幸せなものです。たくさんの人からお祝いされ、生まれる瞬間を今かいまかと待ちわびていることでしょう。ところが、その祝福ムードとは裏腹に、妊婦さんはさまざまなことに悩まされ、ストレスを感じてしまうものです。

特に第一子の妊娠中ともなれば、まったく未知の体験をしていることになります。自身のお母さんや、姉、いとこなど身近な人に経験談を聞いていても、妊娠中のことがらは個人差が大きいもの。本当にこのままで大丈夫なのかしら、と不安になってしまうこともあるでしょう。

妊娠中のストレスはおなかの中の子どもにはもちろんのこと、妊婦さん本人の体にも悪い影響を与えてしまいます。

どのような種類の悩みであれ、それを打ち明け、話を聞いてくれる人がいれば安心ですよね。そこで、妊娠中の悩みを相談できる場所や相手をご紹介いたします。快適なマタニティライフの助けになれば幸いです。

妊娠中の悩みを相談できる場所の例

<ウェブサービス>

匿名掲示板や、女性向けアプリの掲示板などでは悩みを相談できます。基本的には質問を解決するためのものですが、スレッドによっては日ごろの愚痴や雑談をしても問題ない場合があるため、スレッドのタイトルをよく確認して投稿しましょう。

注意点としては、あくまで素人の集まりであり、自称プロが本当にプロフェッショナルであるかわからないことです。健康に関することは質問しないことをおすすめします。妊娠中の悩みなどを雑談としてやりとりできる人に向いています。

また、匿名サービスでは匿名ゆえにひどい言葉を投げかける利用者もいます。気持ちが沈んでいるときに強い言葉や人を傷つけるようなひどい言葉を見ると傷ついてしまうものです。ナーバスになっているな、というときはウェブサービス以外を利用しましょう。

<公的機関>

健康に関する問題から妊娠中の心のバランスの問題についてまで、幅広く相談可能です。

たとえば東京都では「妊娠相談ほっとライン」という電話相談サービスがあり、相談内容から支援が必要であると判断された場合には、看護師や関係機関に連絡を取ってもらえます。一人で病院などへの受診が難しいと判断された場合には、都から委託を受けたNPO法人の方が同行してくれるなど、サポートは万全です。

もちろん、東京都以外にも同様のサービスが展開されています。お住いの都道府県のサービスはどのようなものであるか、連絡先やサービス内容を事前に調べておくと、万が一の時も安心ですね。

<病院の先生>

カウンセリングを受ける妊婦

病院の先生にも、妊娠に関することはなんでも相談できます。病院であればお母さんの健康状態だけではなく、おなかの中の赤ちゃんがどんな状況であるかも確認できます。妊娠がわかってから出産までトータルサポートしてくれる産科や産婦人科であれば、安心して相談等ができるでしょう。

先生がじっくり話を聞いてくれる病院を探しましょう。口コミ情報を確認すると、先生が話を聞いてくれるなどの情報がわかります。秋田県の産科、あきたレディースクリニック安田も、先生がしっかりと患者さんに寄り添い、話を聞いてくれる病院のひとつです。

悩みや不安は身近な人に話すのも大切です

夫や両親など、身近な人に悩みや不安を話すことで、自分がどのような状況であるか整理できるだけではなく、周囲の人も適切なサポートを行いやすくなります。日ごろからこまめに状況を話して、考えていることや感じたことを書き留めておくこともよいでしょう。

大切なことはストレスをためすぎず、マタニティライフを快適に過ごすことです。安定期に入ったら軽く散歩をするなど、家の中にこもるのではなく、適切に体を動かすこともストレス解消には有効ですよ。